今回は、天王寺の駅前からチラっと見える異質な城を見に行く。
ルートは、西成を出発して阿倍野から天王寺へ、茶臼山界隈で城を見てから天王寺公園を抜けて新世界へ、新世界にかつて存在していた心霊スポットの今を見に行くというもの。
詳しくは動画でみていただくとして、ここではベタに西成界隈の写真を掲載していこう。
西成のアーケード商店街にある、かなり有名なメッセージ。
ちなみにアーケード商店街は、中国人のカラオケ居酒屋、中国人のカラオケ居酒屋、中国人のカラオケ居酒屋、中国人のカラオケ居酒屋と似たような店で占められていて、特筆してレトロ商店街でもないのでスルーしたった。
古いスタイルのパチンコ屋。
トタンに落書きがスラム感を演出。
玄関ガラスにまでスプレーで書かれているのがエグい。
やっぱ治安わりーな。
そうこうしていると天王寺に到着。
てんしばが出来てきれいになった天王寺界隈だが、裏手に行くとこんな怪しげな建物がある。
ホテル醍醐だ。
ここは茶臼山というラブホテル街で、この城はラブホテルの看板を兼ねているようだ。遠くから見るとお城に見えたけど、近くで見ると・・・めっちゃチープ!しかも、ホテルは営業していないようで、なかなかの廃墟感を漂わせていた。
ここから天王寺公園を抜けて天王寺動物園に出るのだが、かつてはこの周辺はホームレスに占拠されていた。
てんしばができる前だから、そんなに昔でもない。青空カラオケなどで報道されていたので、ご存知の方も多いだろう。
その時のトラウマというか衝撃的な光景と臭いが記憶にあるので、どうしても忌避感が出てしまうが、今は完全に綺麗になっていて、かつてホームレスのおっさんが大量に寝ていた天王寺動物園の高架部分では若いカップルが休憩していた。この変わり様は凄い!
新世界のアーケード商店街。
数年前に来た時はめっちゃディープ感が出ていたが、今はそうでもない。
落書きまみれの自販機の横に貼ってあったやつ。
最初、警察官募集中!みたいなポスターだと思ったら違った。
これは恐らく、立ちションする奴に対して「監視しているぞ」と心理的にプレッシャーを与えるように警察の写真を貼ってあるんだと思う。なぜ白バイ多めなのかは謎だが。その下にある赤い血糊みたいなものは、鳥居を書こうとして失敗したか、鳥居にションベンをかけられて滲んだかだろう。
観光地化されて綺麗になった新世界だが、裏側に回ればこういう光景も普通に残っている。