和歌山の南紀白浜にある珍スポット「千体仏群」。
白浜方面でなにかヤバげなスポットは無いかなー?と地図を眺めていて、偶然発見したのがココ。心霊スポットでもないし、三段壁のような名所でもない。
一体何なのか?というと、約1,000体の手作りDIY地蔵が並ぶ小山である。
場所は、白浜空港の右下にあり、普段は地元の人がたまーに通るくらい。多くの人がイメージする白浜とは全く異なる。
標高10mほどの小山を登ると、頂上に地蔵がズラーッと並ぶ。
「1,000体」「仏」「群」という強烈なパワーワードが並ぶスポットだが、実際に行ってみると、約1,000体というのはサバ読みであることがわかる。
多く見積もっても500体あるかないかだ。
地蔵のクオリティは差があり、ちゃんと地蔵っぽいものもあれば・・・
脱力系もあり。
さらにデザインを簡素化させたミニマル地蔵もある。
千体仏群というパワーワードとこの奇妙な大量の地蔵、如何にも心霊スポットに仕立て上げられてそうな場所だが、そういう話は一切ない。なぜなら、この場所が全く知られていないマイナーなスポットだからだ。
人知れず小山に佇む大量の脱力系DIY地蔵。
過去のいわれは一切無視して訪問したが、不思議と心が穏やかになった。
少ない滞在時間でわざわざここに来るのは全くオススメしないが、観光地化された白浜に飽きた人はこういう場所もいいかもしれない。