紀伊半島の山奥にある廃校の1つ「UKW分校」を訪れてみた。
高野山へのルートの途中から分岐する舗装林道にある小学校の分校で、秘境といっても差し支えない場所にある。
校舎は平屋の木造で、昭和の小学校のイメージそのもの。紀伊半島にはこの手の木造校舎の小学校が多かったが、当時のまま残されているものは少ない。
こういう趣のある木造校舎は、再利用されて公民館など他の施設として転用されることも多いが、ここは僻地過ぎて転用されることは無かったようだ。
ガラスも昭和のペラペラのガラス。
校舎は小さくて、教室は2つだけ。
当時のポスターもそのまま残されている。
この校舎がそれなりに交通の便が良い場所にあったら、リノベーションされてカフェや撮影会場などに転用されていたのだろうか。
げんきで。
過疎すぎてマンツーマンの授業スタイル。
これはキツイ。
生徒にとっては廃校になって良かったかもしれない。