三重県の旧トンネル・廃トンネルとして有名な「旧長野トンネル(旧長野隧道)」。
三重県津市にある長野トンネルの旧道に位置する。
トンネル内部は残念ながら封鎖されているが、途中までの道路は封鎖されておらず普通に車やバイクで近くまで行くことができる。
何でもかんでも規制規制の今の時代には、なかなか貴重なスポットだ。
国道163号線の長野トンネル入り口の横から旧道にアクセスできるので、道に迷うこともない。
廃道になって落ち葉が積もってはいるが、センターラインがイエローラインになっている。
かつては、メインの国道だったことを伺わせる。
かつて利用されていた、駐車場と休憩所。
そんなに古くないようにも感じるし、苔の生え具合からかなり年月が経っているようにも感じる。
苔や落ち葉で、二車線道路が半分埋もれている。
廃道というほどでもないけど、着実にそれに近づいている。
いや、行き止まりだから廃道か。
そして、姿を表した旧長野隧道。
鉄の柵で完全に蓋をされている。
蓋には扉はなく、誰も中に入れないし出ることもできない。
旧トンネル・廃トンネルではよく見られる光景だが、このトンネルは二車線道路のトンネルだけあって、鉄の蓋を含めて大きくて迫力がある。
アクセスはそれほど困難じゃない割に、退廃的で終末感を感じられる場所かもしれない。