バイクキャンプの悩み、エアーマットか自動膨張インフレータブルマットかの選択

記事内にプロモーションを含む場合があります。

Camping airmat 02

そろそろまたキャンプツーリングに出かけたくなった。

キャンプ泊をしたのは昨年末の四国ツーリング以来なので、半年以上やっていないことになる。超久しぶりにキャンプ道具を見直していて、ちょっと悩ましい点があった。

それはバイクキャンプツーリングの際のマット問題だ。

バイクでいくキャンプの場合、徒歩や自転車ほどではないにしろパッキングには気を使う。できるだけ小さく軽くしたい。しかし、そこで問題になるのがマットなのだ。

キャンプを始めた初期は定番の銀マットを使っていたが、なんだか貧乏くさく感じたので、風呂の蓋のように折り畳めるフォールディングマットに買い替えた。ただ、このマットだけだと厚みが無くて体が痛くなる。そこで、このフォールディングマットの上に使うエアマットを購入した。

バイク乗りにとって、このエアマットはなかなかの最適解である。

めちゃくちゃコンパクトに収納できて、現場では空気でふくらませるだけ。撤収時も空気を抜いて折りたたむだけだ。

ただし、問題点もあった。

それは、使っていると数時間で空気が次第に抜けていく仕様になっていること。やっと眠れた〜〜と思ったら深夜に体が痛くて目が覚める。マットを触るとちょっと空気が抜けている。ヘナヘナになっている。仕方ないので再びパンパンにふくらませる。非常に面倒くさい。

中華メーカーの安物だからだろうか?とも思ったが、このパッキンタイプはどうしても構造上空気は抜けていくようだ。同じくエア枕も使っているが、こちらはキャップで締めるタイプなので全く空気は抜けない。エアマットもこのキャップタイプを採用すべきだろう。

空気抜けがストレスに感じたので、新しく追加したのがインフレータブルマットだ。

エアーマットではなく、中にウレタンが入っていて自動膨張するマットである。エアーマットは中に空気しかないので、上に乗った時にゴムボートの上に乗っているような違和感が生じるが、このマットはごくごく自然で快適だ。2021年現在、このウレタン自動膨張マットが主流になってきているように感じる。

ただ、このインフレータブルマットにも欠点があった。

それは結構嵩張る!ということ。
収納時でもタープやテントくらいの大きさがある。

こいつは普通にデカい!

コンパクトさを追求してエアーマットにたどり着いたというのに、これじゃあ本末転倒である。

そしてさらに、このマット、折りたたむのが結構面倒くさいのだ。

空気を吸い込んだウレタンを押して空気を排出しながらくるくる巻いていくのだが、中に空気が残っていると、持ってきた時よりもでかくなる。撤収時にこれはなかなかダルい。車ならそのまま放り込むこともできるが、バイクだときっちり収納しないと収まらないからね。

キャプテンスタッグのこのフォールディングマットは、デフォの状態でも結構仕舞寸法があってバイクのツーリングバッグには斜めにしないと入らなかった。

いろいろ考えた結果、一回折りたたんでからくるくる巻いて使うことにした。折り目から痛みそうだが、もともと消耗品なのであまり気にしていない。仮に破れて空気が抜けても、中にはウレタンがあるのでかろうじて使うことができるだろうし。

結果的にエアーマットよりかなり嵩張ることになったが、それでも寝袋ほどではないのでなんとかなりそうだ。

もうエアーマットは嫌じゃ〜!という人は、フォールディングマットを検討してはいかがだろうか?最近は仕舞寸法が40cm未満のタイプも出ているし。

 インフレータブルマットを探す