SHOEI QWESTのベンチレーション風切り音が不快すぎる

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SHOEI QWESTの適当インプレの続きというか、使っていて気になった点として風切り音があります。

条件としては、250SB(ほぼ直立の乗車姿勢、スクリーンなし)で、ベンチレーションを開けた状態で走行。速度はそんなに出ていない状態でも、ヘルメットの中で音が共鳴しているような音が鳴り響きます。「なんか五月蝿いマフラーの奴がきたなー」と思ったら、自分のヘルメットの中で鳴っているというサイコホラーな状況に陥りました。

QWESTのベンチレーションの仕組みは、以下のような感じになっています。

Shoei qwest air

バイザーを少しでも開けたり、後頭部の風が抜ける部分を手で塞ぐとピッタリと音が止むので、ベンチレーションが原因の症状ということは確実です。

特に、前頭部のベンチレーションを開けていると音が酷いです。

少し前傾姿勢になるとマシになります。ということは顎の下からの巻き込み風が反響の原因なのか?だとしたら付属のチンカーテンをつければ?となりますが、チンカーテンを付けて扇風機で実験してみたところ、あまり変わらずでした。(そもそも、夏場にこんなの付けてられない)

また、ベンチレーションから羽虫がかなり入るということも体験。密閉性が良いのか悪いのかよくわからないヘルメットですね。これならHORNETの方が全然快適です。

ベンチレーションを全て閉じた状態ではどうなのか?ですが、これについては季節柄まだ試していません。

フルフェイスで変に密閉性があるがゆえに、一部の場所に風が集中して吹き込んで不快な風切り音を発生させているのかもしれません。台風や風の強い日にちょっとだけ窓の隙間があると、ビュウビュウと五月蝿い現象を想像すると分かりやすいですね。

風切り音に関しては、同じエントリーモデルの「Z-7」でも気になるという話。

前傾乗車でスクリーンのあるバイクではそれほど気にならないでしょうが、スクリーンの無いバイクに直立に近い姿勢で乗車する場合このヘルメットは向いていませんね。冬になってベンチレーションを使わなくなったら、また試してみます。