[アクアリウム] ルリーシュリンプを屋外飼育してみる

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ひょんなことから、エビを飼い始めることになりましたのでその飼育記録をとって、上手くいけばまとめようと思います。

エビを飼い始めたいきさつ

飼い始める最初のきっかけはというと、実は“釣りの餌用”だったのです。

まずは水草を採取しようと、比較的水質が綺麗で農薬の流入も無さそうな野池を巡っていると、スジエビが大量に生息している池を発見してしまったので、もはや飼育・繁殖させる必要無しとなり鑑賞用に動機が移行。

じゃあミナミヌマエビにするか→でも地味だし、ミナミヌマエビを改良したレッドチェリーシュリンプにするか→どうせなら、さらにそれを改良した「ルリーシュリンプ」にしよう。という流れで、現在に至ります。

プラ船のセットアップ

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屋外飼育用のビオトープなので、ケースは「プラ船」で底砂は「赤玉土」というチープ構成。赤玉土は良く洗い、水を張って2,3日後に水草として自然採取してきた「アナカリス」を投入しました。

2週間くらいして、通販で購入した水草「マツモ」「ウィローモス」も投入。

「ルリーシュリンプ」の水合わせは、まずバケツに半分ビオトープの水を入れて生体の入ったビニール袋を浮かべて水温を同じにします。1〜2時間して落ち着いたら、ビニール袋の中からプラケースに移し、残った水をバケツの水に足して混ぜます。

あとは、エアポンプなどで使うチューブやスポイトを使って、バケツの水をプラケースの中に少しずつ入れていきます。この作業を3〜4時間くらいかけて行い、エビが落ち着いたらバケツの中にいれます。

バケツの中で2日くらい過ごさせてから、今度はビオトープの水と水あわせを行いビオトープに投入しました。

屋外ビオトープの保温対策

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ビオトープの保温には、畑などで使うアーチ型の棒をプラ船の穴に設置して、そこに保温用ビニールを被せて洗濯ばさみで留めてあります。また、プラ船は土に半分程埋めてあるので、そのままの状態よりも水温が安定しているはず。

これで乗り切るつもりだったのですが、1匹ルリーシュリンプが死んでしまいました。他の個体は元気なので、原因は水質なのか水温なのかわかりませんが、やはり寒かったのかもしれません。

ここまで保温対策を行っても、水深の浅いプラ船だと、気温が9度ともなると水温は15度程度まで下がります。真冬となると水温が10度を切りそうです。こんな低温でも原種のミナミヌマエビなら余裕で越冬できるそうですが、ルリーシュリンプはそこまで低温に強くないという話を聞きます。

さすがに全滅してしまうとショックが大きい(ヌマエビとしては高い方)ので、真冬は室内で飼育しつつ、一部の個体を野外で実験してみようかと考えています。もしくは、繁殖して個体が増えた来年にチャレンジするか。